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渋滞緩和のため御代志駅からセミコンまでバス路線の設置を

【質問】
今回のTSMCの進出で、菊池地区の渋滞が加速することは避けられない。県は、県道の多車線化で対応しようとしているが、今県が努力すべきは企業との話し合いである。①現在は1人1台の車の利用で渋滞を招いているが、二輪車の活用でかなりの渋滞がなくなる。合志市の交通渋滞の課題研究では、自転車の利用促進が提案されており、合志市は自転車が走れる歩道が多く、企業の協力で実現可能としている。そこで、二輪車や自転車の利用促進等に取り組んではどうか。②現在、原水駅からセミコンまでのバス路線が設定されている。御代志駅からもセミコンまでのバス路線を設けることで、バス利用を促進し渋滞緩和になると思うが、いかがか。③各会社の始業時間等が重なることで渋滞が発生している。報道では、東京エレクトロンが時差出勤を行い、ソニーは分散退社に取り組むとのことである。今後はこうした取り組みが必要になると思うが、いかがか。以上3点、県の見解を企画振興部長に尋ねる。


【答弁】
①セミコンテクノパークの企業に中には、自転車利用の環境整備等を進めている企業もある。渋滞緩和につながるこのような取組の情報収集を行い、好事例を周辺企業に周知してまいる。

②鉄道と接続するバス路線の設置は、渋滞緩和に効果がある。御代志駅からのバス路線設定については、運行距離や定時性等の課題があるが、ニーズ等を把握しながら可能性を探ってまいる。なお、バス路線の効果的な活用のため、JR九州には鉄道車両の増結等を要望してまいる。

③通勤時間等の分散は、渋滞緩和に効果がある。一部の企業では時差出勤等に取り組み、効果も出ていると聞いている。県も、時差出勤等を検討する企業に相談窓口を紹介しており、引き続き、各企業の取り組みを後押ししてまいる。

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